プラスチック(樹脂)のほとんどは、加工する際に発生する摩擦熱や内部応力の影響で加工時に寸法が変化します。寸法がどのくらい変化するかはプラスチック(樹脂)の種類や加工条件、またどのように切削加工するかによって異なるため、どの程度の寸法に変化があるのかを様子を見ながら加工していく必要があります。寸法の調整は加工を依頼する業者に事前に通知しておき、加工時に失敗をして時間のロスをなくすことも考慮しておくことや、プラスチック(樹脂)を扱ったことがある経歴についてや切削加工用の工具が準備されているかを確認することも重要です。また寸法変化の影響を受けないようにしたり、製品の機械的特性を高めたい場合には汎用のプラスチック(樹脂)ではなく、スーパーエンプラと呼ばれる材料が使用される場合があります。

スーパーエンプラは加工性や機能性には大変優れていますが、材料自体の価格が高く、材料費と加工費の両方でコストが高くなります。また射出形成より1個当たりの単価加工費が高い場合には、想定よりも切削加工が高くなります。そのため数多くの加工品がある場合には、事前に業者にコストの確認をしておくことが大切です。プラスチック(樹脂)の切削加工は金型を必要としないので、精度は高く、短時間で終了することができるので、1個からの依頼でも対応が可能であることがメリットですが、一度に大量に依頼すると高いコストになる場合があるので、依頼者にとっては不利になる場合もあります。

切削加工については材料の特性に関して調査を行い、経験の高い業者に依頼することが望ましいです。

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